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最近すっかりはまっているのが、このROAD RACERです

■第18回 シマノ鈴鹿ロードレース 2001

主 催・シマノ
日 時・2001年8月18日(土)〜19(日)
会 場・鈴鹿サーキット

シマノが主催し鈴鹿サーキットを自転車で駆けめぐる大イベント。
年齢や実力に応じた様々なカテゴリーが用意されている。

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2001年8月18日
【チームロードB】 フルコース 4周(23.456km)
出 走:44チーム
順 位: 28位
チーム: EVERWINレーシングA 
杉本 正樹 / 尾崎 正晴 / 江指哲也 / 中島 隆章
タイム:36:53.26
平均速度:38.15 km/h

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2001年8月19日
【オープンMIII B】
フルコース 5周(29.320km)
出 走:206名
順 位:141位
タイム:48:45.65
平均速度:36.08 km/h

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ブラックキッド

【ユース7-9 A】 東ショートコース 1周(2.25km)
出 走:161名
順 位:  21位
タイム:05:48.78
平均速度:23.22 km/h  


その1 一日目 チームロードB(4周)

主人公 :びぎにーEさん
出 演 :O崎さん、S本さん、私
話題性 :★★★★
疲労度 :★★★★
とほほ度:★★★★★★★★★★★★★★★★


びぎにーEさん。


彼はチーム随一の脚力を誇る、チーム史上最強の男であった。
最近のチームの練習会、通称「おはようトレーニング」では彼の脚力の右に出る者は無い。
その今年絶好調の彼と、チーム山岳王S本さん、そしてびわこレース3位の戦歴及び琵琶湖放送歴一度の経歴を持つエースO崎さん、Y本総監督に大抜擢された私。
この4人が組めばチームロードをどんな好成績で走りきるかが期待されていたのだ。

レース前、 びぎにーEさんは黙々とローラーを踏む。
誰もが信じたEの活躍。
しかし誰もが予想だにしなかった結末が待っていたのだ。

いよいよ出走の時間。
四人でどの順番でスタート台の上に乗るかを相談。
昨年、不安定な台を嫌い、中央で片足を地面につけていたため、結果クリートが上手くはまらず出遅れたS本さんは、端を希望。
O崎さん、私、びぎにーEさん、S本さんの順で並ぶことに決定。

さあ!ピット前を曲がってコース上、スタート前に入る、

が、 そこにはスタート台は無かった(爆笑)
(※なんや!めっちゃたのしみにしてたのに、地べたスタートかい!)

スタート!

各人一斉にビンディングをはめシケインに向かって走り出す。
スタートして30m、観客から声が飛ぶ。
「おいおい!ひとりちぎれてんぞ!」

なんとびぎにーがビンディングを上手くはめられず遅れていたのだった。
「びぎにーさん遅れてます!」
私は前方の二人に伝令。

その後坂の入り口付近でようやく、びぎにーEさん合流。
ようやく4人揃い踏みでシケイン前の上りに入る。
坂にはめっぽう強いS本さんが引っ張る。
その時、
「ちょ、ちょっと待ってんか‥‥」

なんとO崎さんが震えるような声でそう言ったのだった。
まだ一周目はじまったばかりやで。
先ほどの びぎにーEさんのビンディングミスといい、この先にはまさに暗雲たれ込めてきた感があった。
(実際に暗雲たれこめんのは次の日の朝なんすけどね)

そしてその後、 一周目途中からようやくゼナがきいてきたO崎さんを筆頭に、快調に飛ばす四人。
先頭交代をこまめに繰り返しながらペースを上げていく。
びぎにーEさんも得意のアシストバーを握りしめ、私の前で尻を振る。
そこには自信が満ちあふれていた。
ついでに書くと、前回のグリンピアのときにあった穴も繕ってあった。

2周目に入る。
ほぼ8分でフィニッシュライン通過!
速い!
でも、この4人ならこのスピードのまま行けそう!
そう思った、シケイン前の上り。
たしかに辛かった。

シケインで陣を張っている観客から声が飛ぶ。
「おいおい!ひとりちぎれてるぞ!」
「なぬ!?僕の後ろに今いるのは、 びぎにーEさんやん!」
後ろを見ると、確かにちぎれかけてる。

「O崎さん!ちょっと待って! びぎにーEさん遅れてます!」

しかし、先頭もそうそうスピードを落とせない。
前方の二人はちらちらと後ろを見ながらシケインを回る。
シケインを登り切ったあたりでもう一度後ろを確認。

そこにはすでに、びぎにーEさんの姿は無かった。

「‥‥し、しゃーない!三人でいくで!」S本さんが叫ぶ。



グリンピアに続き、またしても第三の男になってしまった私。
このあと 温存してもらいながらも、両足ふくらはぎつった状態でようやくのゴール。

レース中、チーム仲間に
「あほー!」だの 「ちぎりあいせんか〜!」 「なにチームロードやってんねん!」(ってあんた、これちーむろーどやんか(爆笑) といった罵声にもめげず頑張ったのである。



ゴール後、 芝生でへたり込んでいる我々の所にびぎにーEさんの会社の女の子が二人やって来て
「え? びぎにーEさんは?」と絶句していたことが印象的であった。

やっぱりみんなちぎれるなら私だと思っていたのね。(;;)






その2 2日目 個人ロード オープンM3 (5周)


主人公 :私、店長、S本さん
話題性 :★★★★★★★★★★★★
擦過傷 :★★★★★★★★★★★カ所
打 撲 :★★★★★★カ所
保険適用度:100%


「転倒落車」
   それは突然訪れる。

「転倒落車」
   巻き込まれるのではなく、巻き込む原因にもなれる。


二日目朝。
鈴鹿地方は暗雲がたれこめ、店長のレース40+(3周) の前にはぽつぽつと雨が降り出してしまった。
店長がスタートに付く頃には、まさに本降りだ。
なぜなのか?
どこかで誰かが書いていたが、背後に巨大な組織の暗躍すら感じてしまう。(笑)

びぎにーEさんとS本さんと私は、
「店長のレースはしゃーないけど、自分らのレースまでにはやんでほしいよな」などと話し合っていた。

そして40+のスタート。
最終コーナーで待つ我々の前を先頭集団が駆け抜ける。

「店長は!?ぴっさんは?」
「いた?」
「いや!みえんかった」
「いたか?」
「わからん」
「いやわかるで!あの巨体」
「なんでおらへんの?」
「うそー」
「おくれたんかな?」
 ‥‥
「あ!」
「来たか?店長!」
「ちゃう、ぴっさんや」
「ほんまや」

そのまま3周のレースが終わった。(笑)

店長は全身応急処置の包帯を巻いてゆっくりとテントに帰ってきた。

なんと一周目で落車。
それも逃げられる!と思った瞬間だったそうだ。
「気をつけようっと」 心からそう思った。




そして1時間後、
私とびぎにーさん、S本さん、N澤さんの出走する
オープンM3(5周)がスタートした。


快調に飛ばす。

集団ってなんて「楽」なのだ



皆の待つ最終コーナーでは5番手で通過。
(ぶんちゃんが「ブラッキーすごーい!」と言ってたと聞き、心から感激してます。
その思い出だけ胸にしまって生きていきます。)


(5番手という証拠写真>笑)

二周目。 マウンテンポイントで後方からS本さん到着。

「いやーごめんごめんおそなったわ」

3人が揃った、その瞬間、びぎにーさんの尻がぴくぴくっと震えた!

130Rを越えてびぎにーさんが先頭に躍り出る。
つづいて私、そしてSさん。
橋の下を越えて90度に曲がるコーナーへトップスピードで入る。

いける! 逃げられる!

ドーパミンが出まくった、その瞬間!

突如、私の視界には90度傾いた道路が壁のように飛び込んできた。

かしゃー!


転けた!

左肩をしこたま打つ。
身体が反転する。
いきおい後方を向く形になった。

そこには必死の形相でこちらを見てブレーキをかける大集団が時速50キロで迫る!
「うわうわうわ!」
まず、すぐ後ろを走っていたS本さんを巻き込む。
2台、3台と次々に落車を始める。
がちゃがちゃがちゃーーーっ!

大落車だった。

ほどなく集団は行ってしまった。
それどころかほぼ全選手は落車現場を通り過ぎて行ってしまった。

「終わった‥‥」

そう思ってコース横の芝生に仰向けに寝ころんだその時。

「大丈夫やな!自転車も大丈夫や!
  走るで!Nさん!協力して少しでも差を縮めるで!」


「そ、そうですね!」

私のせいで落車し、自転車も壊れ、膝から肘から血を流しながらも完走を目指すS本さん。
(※というか、もしかするとまだ入賞めざしてたんちゃうやろか?)

おみそれしました。
これから師匠と呼ばせていただきます。


(落車後猛然とスパートをかける凸凹コンビ)

結果、 成績は良くなかったのだが、先頭集団、先頭、落車、落車後の完走と、なかなか濃密に凝縮されたレース展開で、自分なりにはいっぱいいっぱいがんばれたのではないかと思う。

重ね重ね巻き込んだ皆様すいません。



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