| ■【ツールド美ヶ原2003】
主 催 :ツール・ド・美ケ原自転車レース大会2003実行委員会
松本市・松本商工会議所・浅間温泉観光協会
財団法人日本サイクリング協会・信越放送株式会社
競技主管:JCA長野支部・長野県サイクリング協会
日 時 :2003年6月29日(日)
会 場 :松本市浅間温泉から美ヶ原高原一帯
天 候 :晴れ
【ジュニアの部】(今回お父さんはサポートのみ)
出 場 :ブラックキッド(8歳・小学3年生)
参加者 :27名/完走者:25名
総合順位:17位
順 位 :小学生の部 9位
タイム :32分59秒94
TOP差 :9分50秒
平均時速:12.18km/h
<ジュニアコースマップ>
松本市野球場駐車場前から浅間温泉御射神社経由、美鈴湖ゴールまで距離6.7km、高低差400m
最大傾斜:なんと!11%強 平均勾配:なんと!5.9%
はしってみたかってん
だって、ぼくやますきやねんもん
やまやったらだれにもまけへんで
おとなになったらケルメの選手になりたいねん。
ブラックキッド談
さーて!キッドの長年の夢がとうとう実現しました!
EVERWIN KIDS自称山岳王のキッドが、日本で始めての本格的ジュニアヒルクライムレース、ツールド美ヶ原に参戦して参りました。
とはいえ小学生は5年生以上からの参加資格。上は中学3年までのレースです。
キッドはまだ小学3年生……普通なら出られません。
しかし!そこは通称ネジコミのぶらちゃん(笑)ワタクシ、ブラッキーが早速主催者に電話で直接お願いしたところ、担当の方に「親御さんが構わないなら参加していただいて結構ですよ!」と快く参加を承諾していただけました。
ありがとうございます!
それに加え、今回一番のちびっこになるということで、特別に(!)自転車による伴走も認めていただきました。
うおーん!(感涙)おんおん …… ……
というわけで、私は息子のレースの一部始終をこの目に焼き付けることが出来ました。
本当に素晴らしい経験になりました。
いつも宿題忘れただの、ご飯をだらだら食べるだのと叱られまくっている通称「困った息子です(写真)」のキッドが、あんなに真剣に頑張るとは・・・いやいや、いつもレースの時は真剣に頑張っていると思うのですが、レースって全部を目の当たりにすることってないじゃないですか。
本当に貴重な経験です。
主催者のご配慮に本当に感謝します。
お父さんはこれから彼のことを「こらっ!バカ息子!」などと叱りません!わはは
さてそのツールド美ヶ原なんですが、ものすごい急坂で有名なタフなレースなのですね。
大人の本コースではレース序盤の5キロは15%を越える坂が休み無く続き、コース途中で絶えかねて降りて自転車を押す選手も続々出てくるという難関コースとして日本中にその名を轟かしているようです。
最近すっかり坂が苦手になった私から言わせれば、みんなアホちゃうん?とつっこみを入れたくなるような凄まじいレース。
今年は、そのとんでもないレースに全国津々浦々から2000名を越えるローディが参加しました。
湯の町「浅間」の総力を結集した一大イベントとなっております。
■立派なステージ。開会式。会場の全体の雰囲気はこちら>>写真
前日は町中を多くの自転車乗りたちが行き交い、ホテルというホテルの入り口には数多くの自転車が立てかけられ、コンビニにはローディ専用のバナナ&ウイダー販売ワゴンまで登場するなど、町中は自転車一色。さながらヨーロッパのレースの様です。(いったことないけど)

■決戦前夜の浅間温泉街 温泉とスポーツってなんでこんなに合うのでしょう?
浅間温泉ほっとニュースは>> こちら
われわれが宿泊したホテル井筒さんでは、各選手の自転車を部屋にまで持ち込んでもいいという破格の扱い。
寝る前まで自転車の整備をしたい!という方にはヨダレもの。これは本当に素晴らしい事だと思います。
宿泊は観光協会が予算に応じたタイプの旅館を斡旋してくれる形になっております。好きな宿は選べませんが、面倒くさい交渉などがないため、かなり手間が省けます。こういった体制も特筆に値するでしょう。
宿泊施設と運営が一体になった感じです。
今回のうちのキッド関連にしても、主催者側の非常に臨機応変で柔軟な対応には驚きました。
先述したように、「選手の競技にじゃまにならないよう行動できるのなら」という条件で、本来なら認められない伴走も認めていただきました。
この大会を振り返ってみると、基本的には「各自が自分に責任を持つ」という思想で運営されている気がしました。
こうなると逆に選手や観客自身が、レースに迷惑をかけないように心から楽しむという姿勢をもたなくてはいけません。
これは凄く大事なことですね。
サイクルスポーツ愛好者一人一人が、「今何が必要なのか」という意識を持って、このスポーツを盛り上げなくてはなりません。
主催者の努力だけに依存しない各自の気持ちが、今後につながっていくという気がしました。
そして今年から始めてのジュニアコース新設。
これも一見普通に開催されてますが、考えたら凄いことなんですよ。
大人のコースと子供のコースが別になるため、コースの整備を含め、当然のごとく監視役員やその他の人員を大幅に増強しないと実現出来ないはず。
それをさらっとやってしまえるところに、このイベントの底力を感じます。
今回の27名のローディの卵たちは、本当に恵まれた環境で参加できたことを感謝しましょう!
では早速、特別扱いしていただいたお礼に、うちの息子の周辺だけですが、レースの状況をレポートさせていただきます。
■会場横のスタート地点

■スタートして最初のコーナー。ここで大人は右へ、ジュニアは直進することになります。
見物に詰めかける浴衣姿の観光客。温泉街ならではの光景。

■まずはチャンピオンクラスの選手がスタートします。
浴衣姿のおっちゃんおばちゃんから歓声があがります(笑)
■その後、レディースのスタート。そして三番目がジュニアのスタートです。
役員の方から、さきほどのコーナーより向こうから合流してくださいと指示されていたので、150m程進んだところでカメラを構えます。
すると猛スピードで子どもたちが!
「なんと!君たちこれから登坂やで!?」その時速およそ40キロ!
■早くも第一集団から切れかかったキッド。ひときわ小さい体が目立ちます。お兄ちゃんらにまけんな!
■いよいよ本格的な登りに入ります。
ここらあたりですでに遅れ出す選手がぞくぞくと 。
■いきなり9%前後の坂がはじまります。
■中学生の選手を一人、また一人とかわしていくキッド。
■11%の激坂。押して歩いてしまう選手も。
■10%程度の坂が休み無く続く!
彼にとって生まれて初めての試練であることは確か(笑)。
この後、補給地点で紙コップの水をもらい、飲んだ後のコップを山側に捨てたあとニヤニヤしていたキッド。
レース後その理由を聞くと、「だって、ツールとかみたいやもん」ですと。
今回のレースの一番の思い出らしいです(笑) 。
■もう目はうつろ・・・うつむいたままねばり強く走るキッド。
勉強もこれくらい頑張ってほしいものである 。
■まだあんの〜?とばかり、執拗に激坂が続く。
もう少しギアレシオ考えてやったほうがよかったかな?と反省する父であった。
この後、大人のコースに合流。
集団の中での走行になったため、お父さんはキッドの伴走を中止し、ゆっくりとゴール地点へ 。
■美鈴湖横ゴール地点。
そこはさながら戦場跡のように、倒れ込む子どもたちがいました。
他のレースではみられない達成感ですな 。
■ゴール後1時間ほど待ってようやく下山。
開会式の会場で表彰式を待つ子どもたち。
苦しいレースを戦った仲間意識も生まれます 。
■今回惜しくもコンマ数秒の差で二位に甘んじた関東から参加の清水大己選手とブラッキーのツーショット。
なんと5年生!びっくり。
はっきりいって既に私はついていけないと思います。
おまけに甘いマスクで今後人気者になること間違いなし!
将来の夢は「ランスアームストロングのような選手になること」だそうです。
君なら絶対なれる!
また関西のレースにも来てな!
ちなみにお父さんもかなり男前 。
■日射病になりかけながら待ち続け、ようやくジュニアの表彰。
今回完走した選手には全て表彰状と商品が授与されました。
こういった細かい配慮がいいですね 。
■全体でも27人中17位とは、なかなか立派。
来年は入賞目指すぞ〜 。
【おまけ】
このサイトを切っ掛けに自転車を始めた関東在住のスネイルさんと美ヶ原にて始めてお会いしました。
彼女ははじめて間もないと言うのに、女子の部で大健闘!すごい!
キッドもプレゼントをもらって大喜び。
こうした出会いが出来るというのも、インターネットの凄さですね。
ではみなさん、また来年。
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